叔母の葬式でいとこ集合
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    おばが亡くなった。91歳、私の母の長兄の妻であり、母とは宮崎市の女学校時代の同級生だ。私の父と叔父も熊本の旧五校の同級生、ともに関西の大学進み、終戦後は上京して、苦労しながらも高度経済成長期を大企業で勤めあげた、その時代を象徴する様なオトコの人生を歩んだ叔父と父。親戚の中でも、よく行き来をし、格別つきあいが深い2家族だったと思う。うちが3人きょうだいで、あっちは2人。いとこ同士はよく一緒に遊んだが、それも中学生くらいまでで、当然それぞれの親を通して、大学生になった、どこそこに務めた、結婚したなどの話を聞くだけの関係になる。実際に顔を合わせたのは、20年前に叔父が亡くなったとき以来だねえ、なんていう話も出てきて、懐かしいやら、愛おしいやら。こんな年齢になったのに、たちまち子どものころの口調で話に花が咲くのだ。命を全うした人を見送る席は、涙はなくて笑いに包まれる。大した緊張もなくお骨を拾うのだ。こういう場面を何度も何度も経験する年齢になったということもあるけれど、○○家とか、血のつながりとかいう前時代的な意識も自然と確認できてしまう。これが血族ということなのだな。関東に生活していても、ここ々に集まった人たちのルーツは全員宮崎、そんな見えない絆もあるのかもしれない。でも、こういうお付き合いも、もう私たちの世代でおしまいになるのだろう。

    | wife編集部 | - | 19:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    福島でお泊まり
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      携帯が鳴ってる! しつこい、エッ、私の携帯はドコ? ここはどこ? そうだ、昨晩は福島駅前のアパホテルにお泊まりだった〜 今朝の5:15のこと。警報や非常ベルでもないし、私の携帯でもないことは確認した。隣の部屋の目覚ましアラームかもしれない、きっとそうだ。なかなか消えないその音はあきらめて、14階の窓のカーテンを開けると、新幹線のホームの向こうの空に朝焼けが始まっている。太陽が顔を出す前の静かなファンファーレのようで、爽やかだ。慌てることはない、もう一度ベッドに潜り込んで、まどろむ。この時間が最高に気持ちいい。

      急に決まった福島日赤病院での仕事が終わったのは、夜の7時過ぎだった。その病院は、駅からタクシーで1600円の距離にある。行きも帰りも運転手さんは、台風のこと、水害のことをたたみかけるように話してきた。福島県でも阿武隈川の周辺は何カ所か決壊したし、ニュースにはなってない地区でもあふれた水の中を走って、あわやの経験もしたそうだ。しゃべらずにはいられない、のだろう。取材したドクターは内科のお偉いさんだが、病院内でもいくつかのチームで今回の台風災害の現場に応援に行ったと話してくれた。写真を見せながら、その緊急出動の話の方が本来の目的の話よりもうんと興味深かった。

      | wife編集部 | - | 17:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      多摩川決壊か!
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        何をする気も起こらないまま、一日中テレビの前から離れず、pcと携帯での応対に明け暮れていた、こんな経験は今だかつてない。

        午後2時過ぎに多摩川決壊、氾濫の恐れという情報が流れた。世田谷区と狛江市、国土交通局からのお知らせメールが携帯にひっきりなしに届く。ピロピロピロと鳴り響く音は、心臓に良くない。狛江市内の多摩川は、何十年も前に一度決壊の経験があり、土手沿いの家が流されたことがある。この様子は「岸辺のアルバム」というドラマで再現され、狛江といえば、多摩川・家が流されるというワードがインプットされている。我が家はその川からは何キロも離れているが、低地であることには変わりがない。その頃から住んでいるご近所人は、「あのとき、この辺りまで地面に水がたまって恐かったのよ」と未だに語り草になっている。そんな前歴があるから、多摩川氾濫か、という情報には敏感になってしまう。もちろんあの時の洪水があったから、川幅は広く整備され、流れも堤防にぶつからないように直されたから、そんじょそこらの水量でも決壊しない、ハズ・・・。

        それでも大阪にいる三男から、気をつけるようにとしつこいくらいに電話が掛かる。遠く離れていると、東京がとんでもないことになっているかのように気になるのだろう。夕方4時、5時、6時の頃は、雨は大量に降り続いていたものの、まだ風もなく、とてつもなく強烈な台風という実感は全くなかった。避難を促すお知らせはひっきりなしに入ってくるが、ギリギリ、我が家の住所はその範囲にない。しかし、恐ろしかったのは、台風が伊豆半島に上陸した後、8時過ぎからの1時間あまりだった。雨に加えて風が強くなり、しかも和泉多摩川がすでに決壊、氾濫したかのような錯覚を起こさせるお知らせ攻撃が、不安感をあおるのだ。「決壊したのは、二子玉の辺りだって」「和泉多摩川の土手は越してない」と、心配でたまらない息子に何度も説明した。でも、確かに決壊の恐れはあったわけで、川に近い所に代々住んでいる次男の親友の家では、小学校に避難したと聞く。風に乗ってきこえてくる消防のサイレンも、零時頃まで止むことがなかった。

        一夜明けて、長野やら栃木やら、関東の大水害の様子がひっきりなしにテレビに映し出されている。和泉多摩川は、何かありましたか〜といわんばかりの落ち着きようではあるが、やはり、とんでもなく恐ろしい台風だったのだ。

        | wife編集部 | - | 13:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        台風がやってくる、その2
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          しかしまあ、テレビは台風状況ばかり。いやがおうにもあおられる、あおられる。いつも聞いているラジオを電池対応にチェンジしておこうと、買い置き電池の箱を探ったら単1,単2はたくさんあるのだが、必要な電池がない。小さなラジオでもいいか、とも思ったけれど、どうにも落ち着かない気持ちになったので、ヤマダ電機に走った。案の定、朝からレジには人が並んでいる。電池の棚はガラガラ、最後のワンセットをかろうじてゲットしたが、懐中電灯もすべて売り切れ。テレビ情報で一気にトレンドになった「養生テープ」も一つも残ってない。元々買うつもりはなかったが、だいたいうちの地域で、窓の養生まで準備する必要があるのか? ご近所中見回すと、さすがに窓にテープを貼った家は一つもない。ただし、9割の家で、すでに物干し竿を外している。 

          心配なのは建築途中の建て売り住宅だ。窓が入った段階の所は、ちゃんとバッテンに養生してあった。業者さんが飛ばされそうなものを片付けたり、しばったり、急ピッチの作業があちこちで続けられている。

          私は、明日の朝9時半にクリニックの予約が入っている。1ヶ月前の検査結果を見て今後の方針を聞くはずだった。ついさっきまでは、予定通り出かけるつもりでいたが、小田急線も昼から運休だと。当然、キャンセルだ。

          さてさて、できるだけ被害がでないことを願うばかりだ。

          | wife編集部 | - | 15:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          台風がやってくる
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            来週、福島での取材が決まったので、散歩がてら新幹線の座席指定を買いに出た。今時の人なら、スマホでちょいちょいと予約をするのが当たり前なのだろうが、ジパング3割引を活用している私は、みどりの窓口派なのだ。仕事だから、交通費全額支給だし、何も3割引を使う必要もないとは思うが、根っからの締まり屋。特に自分自身が得するわけじゃないのに・・・と自分で突っ込みを入れてしまう。

            最寄りのJR駅、登戸までは電車に乗れば3駅で10分もかからない。でも私は歩く。多摩川沿いを30分あまり、ちょうどいいウオーキングロードだ。とてつもない大きな台風がやってくるとかで、テレビもラジオも、ネットも注意を呼びかけているが、空にその気配は、まだ見られない。多摩川にかかった長い橋を歩きながら、都心にはないこの開放的な空気が、やっぱり私は好きだと思った。

            窓口は、田舎駅にしては珍しいほどの長蛇の列だった。8割方が、台風でJRが止まるのを見越して、キャンセル払い戻し、日にち変更の人たち。大きな駅なら対応する駅員さんもたくさんいるが、登戸駅ではたったひとりで汗をふきふき、窓口の若者は必死だった。でも、誰も怒ったり、いらついたりしていなかったのが救いではある。私のように購入するだけなら、販売機で対応できるはずだ。しかし、ジパングのカードの暗証番号が分からない。10年以上前に設定したまま一度も使っていない暗証番号だ。大丈夫、時間はあるから、じっと待ちます〜、親切に券売機に誘導してくれる駅員さんにていねいに断る。こういうお年寄り多いと思う。

            台風は、確実に近づいている。

             

            | wife編集部 | - | 15:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |