90歳の田中さんを表敬訪問
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    緊急事態宣言は解除されていないが、3月30日に浅草に出かけて以来、久しぶりに電車に乗った。小田急線と都営地下鉄を乗り継いで、田中喜美子さんのお宅を訪問。駅や電車の中を行き交う人たちは99%マスク着用だし、座席は間を開けて座り、新宿駅構内でもモクモクと歩を進める。横並びに連れだっておしゃべりしながら通るおばちゃんも、女学生もいない。さすがに真面目な日本人、と思っていたら、大きな声で笑い合う5,6人の集合グループが西口地下広場に何組もいる。聞こえてくるのは日本語ではない。アジア系の人たちのグループだった。日本に住んでいる外国の人は仲間同士で顔を合わせないと不安なのだろう。マスクもしないで笑い、ハグし合う・・・習慣が違うなあ。

    私が田中邸を訪問するのは、2月以来だ。ひとり暮らしの豪邸には、お料理を作る人、掃除をする人、蔵書を記録整理する人、そしてグループわいふの秘書役の人たちが、入れ替わりたちかわり訪れている。休日にはひとり息子さんも様子を見に来るだろうから、90歳の田中さんがたったひとりになるのは金曜日だけなのだそう。とはいえ、夜はひとりになる。気丈な方だ。「今日はあんまり調子が良くないのよ」と、はじめは杖をついて現れた。それでも切れ目無く会話を続けているうちに、ドンドン元気になっていくのが分かる。今日の彼女の思い出話は、旦那さんとふたりでフランスやロシアを訪ねたときの話だった。キラキラと輝いていた若き日の情景が頭の中に広がってきたのだろう。話は尽きない。テープにとっておけば良かった・・・と、いつも思うのだが。田中さんは、まだまだ元気だ。すごい!

     

    | wife編集部 | - | 20:38 | comments(0) | - | - | - |